日本のキリシタン文化は、大分に花咲いた
最近、「インバウンド」との言葉を良く耳にします。日本から見れば、訪日外国人旅行客のこと。昨年は年間2800万人を超えたようです。
では、インバウンドの皆さんへ、大分のどのようなところを紹介すべきか。とりわけ欧米系の方に対しては「和」テイストな神社、仏閣はもちろんですが、それに加えて大分ならではのキリシタン文化遺産をご紹介したいものです。
写真は、日出町にあるトラピスト修道院。日出の高台から別府湾を見渡す絶景ポイントに立地しています。(少し寒かったですが素晴らしい景色です)ここは、日本へキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの皮膚片(写真左下)が安置されています。(ザビエルの皮膚は日本唯一とか)
これも、大分が日本キリシタン文化発祥の地だからこそ。他国にもキリスト教伝来の痕跡が残されているのと同じく、大分にもその存在があることをインバウンドの皆さんへ紹介したいと感じてなりません。禁教時代のキリシタン遺物は、日本では大分に数多く残されていることを広めたいです。