災害からの早期復旧・復興を国へ要望しました

3日間の日程で、土木建築委員会の県外所管事務調査のため、東京と茨城へと向かいました。

初日、国土交通省を訪問し、河川・土砂災害の関連部局へ大分県議会からの要望書を手交。地元の状況・心情を伝え、早期復旧に向けた事業費の確保をお願いしました。

国交省としても努力するとのことでしたが、地元選出の国会議員へも後押しをお願いしてもらいたいとの話もあり、大分県出身の衆参9人の国会議員へも要請に伺いました。

昨年の熊本地震に続き、多くの災害に見舞われた大分県の実情は国にも理解いただけたことと思います。来年度予算案が固まる時期でもあり、今回の要望活動の成果を期待するところです。

国会議事堂

衆議院会館から臨む国会議事堂

2日目、国土交通省所管の「国土技術政策総合研究所」(茨城県つくば市)を訪問。担当者いわく「土木・建築の総合病院」だそうです。人工衛星を使った土砂災害の予測システムには、実用に耐える技術レベルの向上を望みます。

国土技術政策総合研究所

国土技術政策総合研究所

津波シミュレーション

津波シミュレーション

続いて、2年前の関東・東北豪雨による堤防決壊で甚大な被害を受けた茨城県常総市の鬼怒川堤防を視察。たいへん川幅の広い河川で、「こんな大きな川が溢れたのか」と驚きました。現在、国交省の復旧工事に伴い堤防が+2m嵩上げされ、防災強化が施されています。

鬼怒川堤防

復旧工事を終えた鬼怒川堤防

3日目、羽田発10時の便で大分へ帰り、宇佐市での「出前県議会」へ出席のため、大分空港から自家用車で直行です。(空港から宇佐市まで約1時間20分を要します。空港道路を引き返した方が早かったようです)「大ハード」な3日間の日程でした。

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