「宗麟の海」誕生秘話 決め技は「コブラツイスト」
「宗麟公まつり」のプレイベント(大分市:コンパルホール)に行ってきました。
宗麟公とポルトガル人医師アルメイダとのつながりを描いた演劇、ポルトガルギターの演奏(むぎ焼酎二階堂のCMでおなじみ)など、会場は満員御礼の大盛況。
去年の6月から約一年間にわたり、新聞連載小説「宗麟の海」を執筆された直木賞作家「安部龍太郎」先生の講演では、 新たな(と言うより、本来の)大友宗麟の姿を描いた安部先生の思いが披露されました。
夕方からは、安部先生を囲んでの懇談会。ここで「宗麟の海」誕生の秘話が明かに・・・
今回の火付け役はプロレス好きの某新聞社の東京支社長(当時)。夜の銀座で安部先生と出会い、大友宗麟の小説化を懇願。そして、頑なに拒む安部先生に事もあろうことか支社長は「コブラツイスト」をかけて口説いたとのこと。
後日、安部先生と支社長は再会し、熱意に折れて「宗麟の海」の連載が決まったそうです。(コブラツイストでギブアップ?)
懇談会の最後は、支社長が安部先生にコブラツイストをかけて、文字通り締めくくられました。(映像をお見せできないのが残念)