この展示を見に行けば、良く理解できます。
こんにちは、木田昇です。
大分県議会ラグビーW杯開催協議会へ出席し、午後からは大分県立美術館にて開催中の「1人ひとりのもつ可能性を活かす仕組みを考えるアート展Action!」へ。
サブタイトルは「障がい者アートってなんだ?」。
そうです。やっぱり実物を見に行かないと、理解は深まらないものです。
アート作品のほかに、障がい者アートに関わる方々や当事者へのインタビューの内容がパネルで紹介されています。
展示室では、実際にインタビューをしてきたBEPPU PROJECTの山出淳也さんが、体感したものを交えて解説。「可能性を活かす」ことへの思いが良く伝わってきました。
続いて、栗栖良依(くりす・よしえ)さんの講演、「多様な人々が協働して生まれる新たな価値」。栗栖さんは、東京2020総合チーム・クリエイティブディレクターを務めています。
障がいのある方のアクセシビリティの課題(物理的・精神的・情報、3つのバリアの存在)を示唆。そのバリアを除く過程で、新たな価値を見出せるのだろうと思いました。
自身の骨肉腫を克服し、右下肢機能全廃となりながらも明るい笑顔で多様性の共生を追求する栗栖さん。
世の中には、まだまだ多くの凄い人がいるものです。(脱帽)
本アート展は11月4日(日)までの開催で、今後も関連イベントが色々と催されます。