〝関あじ・関さば〟を通じ、頼もしい移住者が

私の所属ではないのですが、県議会の農林水産委員会が大分市内の所管事務の調査に入るとのことで、地元選出議員として調査に帯同いたしました。
午前中に県議会委員会室にて、中部振興局・大分家畜保健衛生所から概要説明を受け、さっそく佐賀関の現地へ。

久しぶりに「関あじ関さば館」(大分市白木)へ行きましたら、かなり増築されてビックリ。新鮮でボリュームたっぷりの海鮮丼に、新メニュー「クロメらーめん」も登場してました。駐車場も満車状態でかなりの賑わいです。

佐賀関漁港の水産物流通機能高度化対策施設(写真右上:今の季節は関あじ)を見学。〝関あじ・関さば〟は、「一本釣り」(釣る技術)、「撒き餌を使わない」(環境保全)、「活けじめ」(活きの良さを保つ)、「面(つら)買い」(魚に手で触れずに目測で取引きするので魚が傷まない)が特徴です。

続いて、佐賀関漁協から説明を受けて新規漁業就業者対策について調査。関西・関東方面から大分へIターンして佐賀関で漁業を始めた移住者6人から「生」の声を聞かせていただきました。移住して最初の一年間、師匠に付いて漁業を学びますが、魚種ごとに釣り方も違うし、方言の難しさもあったりで、多くの苦労話を伺うことができました。

家族で移住してきた人、単身で移住して大分で伴侶を得た人と様々で、漁業者の減少傾向、高齢化など課題があるなか移住者は貴重な人材です。〝関あじ・関さば〟の更なる売り込み、地域の活性化など考えると、移住者をサポートする枠組みは多くの改善すべき点があると感じます。

Follow me!