吹雪のなか、現地調査へ

今日は、この冬一番の寒気が九州にも。大分の山側はもちろん、海側でも雪が舞い降るなか、県議会土木建築委員会の現地調査に赴きました。まず最初は、大分市野津原で建設中の大分川ダムへ。(完成後は、“ななせダム”へ名称変更の予定)

大分川ダム

大分川ダム(上流側から)

貯水量は2,400万立方メートル(大銀ドーム約13杯分の水量と同じらしい)と、九州最大規模のダムとなります。ロックフィル型式のダムで、現段階の総事業費は995億円、完成は2019年度と間近に迫りました。高さ92m(ビル30階相当)の石積みは壮観です。

ロックフィル

これがロックフィルダム(地元の石を使用)

次は、昨年9月の台風18号による豪雨で甚大な被害を受けた津久見市へ。氾濫した津久見川の河川激甚災害対策特別緊急事業の現場です。今回と同雨量に備えるには5~10mの河川拡幅が必要で、そのためには40~50軒の家屋移転が伴うとのこと。

津久見川

普段はほとんど水量のない津久見川

ボランティアの皆さんの献身的なご協力で、まちは平静を取り戻しつつありますが、復旧・復興はまだまだこれからです。災害復旧・対策事業は長期間にわたります。事業の早期完了に向け、県議会としても全力サポートしていきます。

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