アンパン、カレーライスを作った日本の発想を今
今日の講演は、日本IBM名誉相談役 橋本孝之 氏による「新産業革命と社会的インパクト」。新産業革命は、ドイツの「インダストリー4.0」、日本流には「第四次産業革命」、大分では「OITA4.0」として知られます。
近年、AI(人工知能)の発達は目まぐるしく、IBMが開発した質問応答システム「ワトソン」が紹介されました。米国の人気クイズ番組にチャレンジして「クイズ王」に輝いた優れものです。
「ワトソン」は、企業・サービスに対する顧客の問い合わせに答えるオペレーターの補助として利用されています。(最近、コールセンターの対応が的確で早くなったと感じませんか。そこには「ワトソン」が導入されているかも)
AIを活用した新たなビジネスモデルを大胆な発想で創造することが今の日本に求められています。日本の労働生産性は先進国のなかでも低位で、某企業のシンガポール支社の給与は日本支社の5割増しとのこと。
橋本相談役いわく「技術発展を進めるなかでも“倫理・哲学”を伴う必要がある」。これは私も同じ考えで、IBMにその精神があることに共感しました。
日本はまだまだこれから。知恵を出し合い頑張ろうNIPPON。