私の「文化の日」、甦る大友館
毎年この日は多くのイベントが開催されます。私の地元で開催される恒例の「豊府まつり」は、31回目を迎えました。
開催に向けた準備、当日の運営、片づけ、終了後の対応まで、町内会の各役員さん、地域のボランティアの皆さんのご尽力に心から敬意と感謝の意を表するところです。
同日、「国指定史跡‐大友氏遺跡」を見学してきました。
中世の豊後の国(大分)を統治した大友氏の館跡が発見されて20年が経ちます。これから遺跡整備に向けて遺跡が埋め戻されるため、むき出しの遺跡の姿を見られるのは最後の日。
遺跡からは大規模な池庭の跡も発見されていますが、戦国期の大名館の庭園としては国内最大級と言われています。当時の庭園の姿を復元するため、2019年度中の完成に向けて事業が進められていきます。
気になるのは、「御殿」が復元できるのかどうか。館の絵図が残されていないため、大分の郷土史家等が大友家にまつわる文献を研究し、当時の姿を再現しようと努力しています。何とか実現したいものです。
その研究の成果が、大分市歴史資料館で展示されています。
10月27日~12月4日まで開催の「大友氏館跡発掘調査20周年記念特別展“威信の舞台 ―よみがえる大友館―”」をぜひご観覧ください。