災害の予測あれば、早めの明るいうちに逃げよう

H24年の九州北部豪雨、昨年の熊本・大分地震、今年は7月に再びの九州北部豪雨、9月には台風18号と、ここ最近、大分県は大きな災害に見舞われています。

本日は「防災とは?、どうすればいい?」との演題で、講義を受けました。講師は、熊本地震を経験した熊本県危機管理防災企画監の有浦隆さん(防災界で知る人ぞ知るの人物)です。

講師は「防災の本質は、予防にある」→「行政は住民を災いなき地におき、災いの前に逃がす。住民は、疑わしきを察し、災いの前に逃れる」と、説いています。

人間は「正常化の偏見」を持っています。
人は異常を認知しても、「正常と解釈しようとする」、「自分にとって都合の悪い情報を無視する」、「過小評価する」との意識に陥り、災害が予測されても逃げないケースが出てくるのです。

地震の予知は難しいとの報道がありました。しかし、風水害はかなりの精度で予測ができるのです。
災害が予想される時間帯によっては、逃げるタイミングを逸してしまいます。
防災のポイントは「早めに」、そして「明るいうち」に逃げること。皆さん、忘れないでください。

有浦隆 氏の防災講演

有浦隆 氏による防災講演

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