人類みな祖先は同じ、出身はアフリカらしい

2万年前、フランス南西部のラスコー洞窟に描かれた壮大な壁画が九州にやってきました。
教科書で見たことはありましたが、滅多に見られる機会はないので、大分の文化財の専門家をお誘いし九州国立博物館へ行ってきました。(展示は9月3日まで)

思っていたより大きな壁画でした。
人類による芸術の始まりとも言われ、1979年には世界遺産に登録されています。

描いたのは、クロマニヨン人です。旧人と言われるネアンデルタール人はすでに途絶えたそうで、私たちを含め現存人類はクロマニヨン人と同じくアフリカを起源とするホモ・サピエンスです。

昔のCMではありませんが、「人類みな姉妹兄弟」なんですよね。
長きにわたる大陸移動、世代交代、苦労があり、今の私たちがあります。

ラスコー展 エントランス

ラスコー展 エントランス

ラスコー洞窟壁画

ラスコー洞窟壁画

クロマニヨン人 精巧な復元

クロマニヨン人の復元 
右のお父さん? ズボンを履いています

博物館の近くにある、苔寺で知られる光明禅寺に立ち寄りました。
見事な庭園です。
ちなみに、大分市の大友氏遺跡では、当時の戦国大名としては最大規模と言われる庭園が発掘され、近々再整備が予定されています。

光明禅寺 庭園

光明禅寺 庭園

ラスコー洞窟壁画の復元も凄かったですが、大友庭園の復元もどうなるのか、とても楽しみです。

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