巨匠 北大路魯山人 大分に参上
近代日本を代表する芸術家であり、また美食家としても知られる「北大路魯山人」の作品が大分へやってきました。
今日は、大分県立美術館にてオープニングセレモニーです。
「何必館(かひつかん)・京都現代美術館」所蔵の魯山人コレクションが約100点ほど展示されています。このコレクションは、何必館の梶川館長が50年間にわたり蒐集したものです(本日、梶川館長もご来場でした)。
美術館スタッフのお話によると、「他の美術館にも魯山人の作品は多数あるが、名作ランクでは“何必館”所蔵のものが最高」とのこと。また館長の梶川家では、下位ランクの魯山人作の器を日常生活で使用しているそうです。
羨ましいというか、欠けたり、割れたりしたら、どうするの~という感じですね。
魯山人の名言も展示されていましたので、一つご紹介。「傑作と凡作との間は紙一重の相違である。しかもこの紙一重がなかなか破れない。」(深いですね~)
普段は京都に行かないと見られない貴重な逸品が、身近に鑑賞できます。
一見の価値ありですよ。ぜひ、ご観覧ください。