午前は記念式典、午後は貧困・格差について学ぶ

1996年に事業着手された大分駅南土地区画整理事業が竣功を迎え、記念式典が催されました。
昔は「駅裏」と呼ばれた地区も、ホルトホールやシンボルロード「大分いこいの道」が整備され、今は県都の新しい顔です。

事業前と比べ駅南地区の人口は3~4割増加しているそうで、スーパーや24時間営業の居酒屋もでき、駅周辺は色々と楽しみのある処となりました。

さて昼からは、ベストセラー「下流老人」の著者、藤田孝典先生による講演を拝聴。

「下流老人」は造語ですが、「生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者」のことだそうです。
さらに深刻なのは、高齢者のみならず、子どもからお年寄りまで全世代にわたり貧困が広がっている現状です。

近代日本は、富むも貧するも「自己責任」で済まされる社会になってしまいました。まずは、賃金と社会保障を立て直し、貧困と格差を解消しなければなりません。

「貧困世代・下流老人を生むのは、社会である」、ソーシャルアクションを続けることで「暮らしにくさ」は変えられるのです。

駅南竣功記念式典

大分駅南竣功記念式典

全世代に広がる貧困

講演:全世代に広がる貧困

Follow me!