学ぶこと多き、秋すすみて十月に。

こんにちは、木田昇です。
第3回定例県議会では初の代表質問を終え、閉会となりました。

本会議代表質問

55歳の記念の年に貴重な機会を得ました。(偶然に残り時間55秒で質問を終了)
議会閉会後は早速、政務調査で大分市消防局を訪問。

現在、119番の通報は県内各消防本部が受信して消防や救急の出動指令が発せられています。
この指令業務を大分市に設置される共同指令センターに一本化するプロジェクトが進んでいます。

大分市消防局との意見交換

指令業務の県内一元化は全国初の取組。最新のIT技術を駆使することにより、通報地点を特定して対象の署へ出動指令が発出されます。
万が一、新たな共同指令センターで119番を受信できなくなった場合は、最寄りの各消防本部が受信するよう自動的に切り替わるそうです。

現在の通信指令本部

救急救命課からは、新型コロナの救急搬送で困難な事例がないかをヒアリングさせていただきました。
自らの感染対策を行いながらの現場対応の大変なご苦労を察します。

次に、今年4月に開校した「県立さくらの杜高等支援学校」(大分市東大道)を訪問。

さくらの杜高等支援学校

本校は、知的障がいのある生徒を対象に企業への一般就労をめざす大分県初の「高等部のみ」の特別支援学校です。

メンテナンス倉庫

生徒は1年生の2学期までに、クリーン(ビル・宿泊施設等の清掃・整備)、流通・販売(接客、在庫管理、事務処理)、調理(料理技術・知識、食品衛生管理)の3コースを学習し、3学期から3年生までのコース選択をします。

パソコンルーム

地元企業の協力を得て職場実習もタップリ行われます。(生徒の実習の場となる実店舗が校舎1階にオープン予定)

翌日は、産学官で水素の生産・利活用の研究を進める大分工業高等専門学校を訪問。
同校の副校長で機械工学科の教授を務める「松本佳久」工学博士の講義を受講しました。

大分高専 松本教授

世界が脱炭素社会の実現をめざすなか、CO2を排出しない水素エネルギーの利用が重要視されます。
水素エネルギーを製造するにも別のエネルギー源が必要で、水素を作るのにCO2を排出してしまうと本末転倒です。

大分高専での講義

そこのところ、大分県は豊富な地熱を利用して「グリーン水素」を製造できる最適地。
「水素」を作るだけでなく使うこと(エネルギーの地産地消)も必要です。
他県では、水素FCV(燃料電池車やバス)の活用が進んでいるとのことでした。

早いもので明日から10月。
コロナ第7波がこのまま収束することを願います。

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